ニュースリリース

2021

グローバルSCMプロジェクトを推進し棚卸資産が大幅削減
2021年01月05日

 サンデンホールディングス株式会社(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役 社長執行役員:西勝也 以下、当社)は、中期経営計画SCOPE2023の重点戦略である5つの改革プランを着実に進めております。


 改革プランのひとつである『資産改革によるキャッシュフロー創出』に繋がる施策として、当社は、2019年7月21日にグローバルSCMプロジェクトを発足し、グローバル棚卸資産の適正化活動を本格的に展開しております。この取り組みにより、2020年3月末時点の連結棚卸資産実績が353億円に対して、2020年9月末時点では294億円となり、59億円の削減となりました。


 本プロジェクトでは下記を実施しました。


1、各国内事業会社、海外現法に活動方針を展開するとともに、棚卸資産目標を達成するための重点施策についてタスクを作業レベルまで細分化、各拠点の活動管理と支援


2、製品・部品の基準在庫管理による余剰在庫の削減、滞留在庫の流動化と発生防止、PSI(生産・販売・在庫)計画立案プロセスの短縮による需給調整の迅速化


 今後は、中期的な重点施策として従来からの施策と合わせ、更なる在庫管理体質の強化に向け国内ビジネス向けに企画・構築してきた「在庫計画理論を用いた補充型新生産管理方式」のグローバル展開の活動に取り組んでいきます。


 さらに、2020年8月に国内で運用を開始したPLMシステムを活用した在庫削減に取り組んでいきます。 例えば、PLMシステムで部品終息予定を見える化(部門間の情報共有)することにより、部品調達の終息管理を強化致します。また、部品在庫情報をグローバル共有し、部品在庫の流動化を効率的に行います。

 当社は、今後も中期経営計画SCOPE2023を着実に進めて参ります。