ニュースリリース

2018

スーパーマーケット・トレードショー2018に出展 未来をつなぐ「コールドチェーン」の提案
2018年02月09日

 サンデン・リテールシステム株式会社(以下、サンデンRS 東京本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大和章浩)は、2月14日(水)から16日(金)まで幕張メッセで開催される日本最大級の食品産業展示会「スーパーマーケット・トレードショー2018」に出展し、将来に向けた「コールドチェーン」のコンセプト提案を行います。(6ホール 小間番号:6-216)

 「コールドチェーン」とは、生鮮食品などを、産地から消費者まで一貫して冷凍・冷蔵の状態を保ったまま定温で流通させる仕組みのことです。冷凍・冷蔵技術や物流インフラが発達し、食品の広域流通が進むに伴い、中食や外食、加工食品や調理済み食品が、人々の生活に浸透してきています。一方、賞味期限や原産地表示、O-157など、「食の安全・安心」への関心は高まってきています。そのため、貯蔵・運搬・販売の各工程で適した温度で管理しながら食品の鮮度を保ち、流通の各工程を切れ目なく結ぶ「コールドチェーン」が重要になってきています。
 一方で、近年ではネット通販が拡大されています。実店舗を持つ小売企業では、ネット通販では体験することができない「グローサラント」※のような楽しい空間づくりが求められています。
 今回のスーパーマーケット・トレードショー2018では、サンデンが考える「グローサラント」によりスーパーマーケット・飲食店舗の未来をご提案いたします。

<4つのエリアに分かれている展示ブース>

※グローサラントとは、食料品店を意味する「グローサリー(Grocery)」と「レストラン(Restaurant)」を掛け合わせた造語で、食料品店の店内や店舗敷地内で食事を提供する業態のこと

 ブース内を「直売所づくり・地方創生」、「ロジスティクス」、「マイクロマーケット」「グローサラント」の4つのエリアに分け、各カテゴリーにおける店舗づくりの提案の説明を行います


  <木什器>     <IoTふるさと納税自動販売機>

1.直売所づくり・地方創生エリア
直売所に欠かせない木什器を中心に、今まで施工実績のある直売所をご説明するとともに、これからの直売所づくりのご相談をお受けいたします。
さらに、地方創生として受注管理システム「UNIOSS」を搭載した「IoTふるさと納税自動販売機」を疑似体験することができます。


<冷凍・冷蔵宅配ロッカー><長期保存庫><e-mesh moderno>

2. ロジスティクスエリア
戸建用冷蔵宅配ボックスや冷凍・冷蔵宅配ロッカーによる再配達の低減や、鮮度と熟成を促す長期保存庫など、あらゆる状況における最適温度をご提案いたします。
また、産地から店舗まで一貫した温湿度管理により「安心・安全」を見える化した温湿度モニターサービス“e-mesh moderno(イーメッシュ・モデルノ)”もご紹介いたします。


<無人店舗システム>

3.マイクロマーケットエリア
小売業界の人手不足解消の課題を北米で拡大しているマイクロマーケット(無人店舗)を日本特有の事情に合わせたセルフ決済店舗の省人化をご提案。
さらに物販自販機を使った無人店舗もご紹介いたします。


<CrystaⅡ>       <ルミリンナβ>     <WHYNOT>

4. グローサラントエリア
新しい業態提案のひとつとして、「グローサリー・Cafe」「グローサリー・Bar」コーナーを展示。 「グローサリー・Cafe」ではコーヒーマシン、“CrystaⅡ”とミルクユニットを使った実演を行います。
「グローサリー・Bar」では、過冷却機“ルミリンナ”によるアルコール飲料の実演と試飲、また酸化防止機能を搭載したワインセーバー”WHYNOT”を展示いたします。



サンデンRSは、「安心・安全」「省人化」「廃棄ロス」の問題解決に取り組むとともに、新たな業態・サービスのご提案を行い、未来につながるコールドチェーンシステムを作り上げてまいります。