ニュースリリース

2016

サンデン スーパーマーケット・トレードショー2016に出展 自然冷媒技術による次世代店舗の提案
2016年02月08日

サンデン・リテールシステム株式会社は、2月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される日本最大級の食品産業展示会「第50回スーパーマーケット・トレードショー2016」にて、最新の自然冷媒(CO2)ショーケース及びフード機器を展示いたします。(東4ホール 小間番号:204)


冷凍・冷蔵ショーケース等に使用される冷媒は、1990年代半ばまでは特定フロン」が主流でしたが、「特定フロン」は、オゾン層を破壊するため、国際的に使用が制限され、「代替フロン」に切り替わってきました。
しかし、「代替フロン」は、地球温暖化係数(GWP)※が高いため、近年では自然に存在する物質が冷媒として使われてきています。自然冷媒の中でもCO2は、オゾン層を破壊せず、地球温暖化に対する影響が最も少ない点が特長です。
当グループは、業界に先駆けて、地球環境に優しいCO2を冷媒とした製品開発に取り組んでいます。
今回のスーパーマーケット・トレードショー2016では、「自然冷媒技術による次世代店舗」をコンセプトに、ブース内を4つのエリアに分け、それぞれのエリアで自然冷媒(CO2)を搭載した製品を今回初披露いたします。


※地球温暖化係数(GWP):二酸化炭素を基準にして、ほかの温室効果ガスがどれだけ温暖化する能力があるか表した数字のこと



<サンデンブースイメージ>

<自然冷媒(CO2)冷凍機内蔵型多段ケース>


1. コンビニエリア

小型店舗向けの自然冷媒(CO2)を使用した冷凍機内蔵型の4尺、6尺多段ケースをはじめ、冷凍・冷蔵ショーケースをご紹介します。







<自然冷媒(CO2)冷凍機内蔵型平型ケース>


2.スーパーマーケットエリア

自然冷媒(CO2)を使用した内蔵型平型ケースや、12尺の多段ケースなど大型店舗向けの冷凍・冷蔵ショーケースをご紹介します。
また液晶パネルを使用した映像機器での広告宣伝方法も紹介します。



<コーヒーマシン>

<参考出品:液晶パネルを使用したウォークインケース>


3.六次産業エリア

デザイン性に優れた木製平台、直売所つくりにマッチする木製クーラーを紹介します。



4.フード機器エリア

コーヒーマシン、ソフトアイスマシン等、カウンター什器の紹介をします。





サンデングループは、「環境から企業価値を創造する」という経営方針の下、自動車機器システム、流通システム、住環境システムの各事業で、「冷やす、暖める」技術を中心に様々な環境製品を提供しています。この方針のもと、サンデン・リテールシステム株式会社では、自然冷媒(CO2)とヒートポンプの先端技術を追求することにより、温室効果ガスによる気候変動を抑制する製品開発に重点的に取り組んでいます。今後は、自然冷媒(CO2)のグローバル展開を加速させるとともに、グローバルでのメンテナンス体制の強化や冷凍・冷蔵ショーケースの販売だけでなく、施工、メンテナンスまで一括してのご提案に取り組んでまいります。