コンプレッサーと
「冷やす、暖める」の関係
カーエアコンは、車内を快適な温度に保つための重要な機能です。その仕組みは、冷媒(※1)と呼ばれるガスを「気化→液化→再び気化」させるサイクルを繰り返すことにより実現しています。このサイクルをつくり出す上で重要な役割を果たす装置がコンプレッサーです。コンプレッサーは、冷媒を圧縮する機能をもっています。冷媒は圧縮、膨張を繰り返すことで周囲と熱交換し、「冷やす、暖める」を行ないます。サンデンの発展は自動車のコンプレッサーを独自に開発するところから始まりました。この「冷やす」「暖める」というコア技術は、現在さまざまなカーエアコンシステムに応用されています。