ニュースリリース

2019

グローバルSCM基盤としてSAP S/4HANA®を採用決定、SAP HANA® Enterprise Cloud上に構築
2019年05月30日

 サンデンホールディングス株式会社(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長執行役員:神田金栄)およびサンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東次夫)(以下、両社をサンデンと称す)は、欧州地域における自動車向けコンプレッサーの製造・販売のサプライチェーンマネジメント基盤として、SAPジャパン株式会社※(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田譲、以下SAPと称す)が提供する次世代ERP(企業情報システムの統合パッケージ)である「SAP S/4HANA®」※1と、そのインフラ基盤として「SAP HANA® Enterprise Cloud」の導入を決定しました。


 今回の導入にあたっては、SAPの自動車業界向けコンサルティング組織のACS(Automotive Consulting Solutions)※2が支援します。ACSの活用により、欧州自動車メーカー向けテンプレートを用いた迅速な導入が可能となります。
 今後サンデンは、欧州拠点への導入後、欧州以外の地域においても「SAP S/4HANA®」の展開を計画しており、グローバルレベルでサンデングループ間におけるサプライチェーンマネジメントの最適化に取り組んでいく予定です。


※1:S/4HANAは、SAP社の最新のERPパッケージ(エンタープライズリソースプランニング:企業情報システムの統合パッケージ)です。
企業の機能全てが盛り込まれおり、サンデンでは、今回この中からサプライチェーンの機能(販売管理、在庫・購買管理、倉庫管理、生産計画・生産管理)を使用します。
サンデンはこのシステムを導入することによって、リードタイムの短縮や在庫の適正化、需要の変化に伴う柔軟な対応を目指していきます。
※2:ACSとは、SAP社のソリューションサービスであり、Automotive Consulting Servicesの略です。自動車OEMメーカーの要求に対するビジネスやサービスについて抱えている問題や不便を解消すること、およびそのために提供される情報システムをSAP社が自らのサービスで行うものです。


◇SAPジャパンについて
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