ニュースリリース

2017

次世代人材育成を支援「いせさきソーシャルデザインアワード2017」成果発表会・修了式 開催
2017年09月21日

 サンデンホールディングス株式会社は、2017年9月18日(月・祝)、「いせさきソーシャルデザインアワード2017」の成果発表会・修了式を群馬県の伊勢崎プリオパレスで開催しました。「いせさきソーシャルデザインアワード」は、「伊勢崎市ビジネス体験事業(伊勢崎市教育委員会後援)」に賛同し、当社が創業の地である伊勢崎市内の高校生を対象に地域社会の成長の原動力となる次世代人材育成を支援するビジネス体験事業です。


 地域をよりよくしていくためには、新しい視点を持つ若い人たちの行動やアイデアが強く求められており、全国各地域の様々なプロジェクトに、若い人たちが積極的にかかわるケースが増えています。このような社会環境の変化を踏まえ、当社は地域に目を向け、愛着を持った人材を育成する場として、「いせさきソーシャルデザインアワード」を昨年度より実施しております。


 今年度は伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校、伊勢崎工業高等学校、伊勢崎商業高等学校、伊勢崎興陽高等学校から20名の生徒が参加し、地域の困りごとを解決し、日々の暮らしの中で心が豊かになる、「ちょっとしたしかけ」をテーマに取り組みました。


 7月27日、7月28日に伊勢崎市赤石楽舎で問題発見・深堀の手法、アイデア展開・整理などの講義・演習を行い、8月25日に各校のテーマの中間発表、地域連携の事例としてサンデンフォレスト・赤城事業所を見学しました。全4回のプログラムの最終日となる9月18日は、各校のこれまでの活動の成果を発表し、その後、修了式を行いました。


成果発表会

参加した伊勢崎市の高校生

学校 テーマ
伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 幅広い世代に楽しんでもらえるRPG系アプリ「ISESAKI CRAFT」
・RPGゲームの要素を取り入れた観光案内アプリ活用の提案
伊勢崎工業高等学校 様々な情報を発信する総合掲示システムのプロトタイプ
・伊勢崎駅をより便利に利用するための総合掲示システムの提案
伊勢崎商業高等学校 ~あおぞらで行く~ 伊勢崎市の魅力再発見
・市のコミュニティバス「あおぞら」と放置自転車を活用した新しい観光サービスの提案
伊勢崎興陽高等学校 伊勢崎蕎麦を次世代へ ~岡屋敷蕎麦復興プロジェクト~
・高齢化とともに生産が途絶えてしまった岡屋敷蕎麦のオリジナル蕎麦粉クッキーの提案

 参加した生徒たちからは、「既に街にあるサービスとは違う提案を考えるのが大変だった。カリキュラムを進めるにあたっては、持ち前のチームワークで仲間と楽しく取り組めた。就職活動中での発表準備だったが、やりがいがあった」「みんなで楽しくできたことが思い出に残り、他校の発表も勉強になった」「チャンスがあれば、来年も挑戦したい」等の感想が寄せられました。