ニュースリリース

2016

サンデン 燃料電池車用 新型電動コンプレッサー、水加熱ヒーター開発
2016年11月16日

サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社(代表取締役社長 近藤唯志)は、この度、燃料電池車向けのカーエアコン用新型電動コンプレッサーならびに水加熱ヒーターを開発しました。


電動コンプレッサー

カーエアコン用新型電動コンプレッサーは、従来の高効率・高信頼性に加えて、モーターの多極化、磁力及び出力密度アップにより、広範囲な温度領域の運転を可能としています。
今後、市場の拡大が見込まれる極低温の環境下でのヒートポンプ式空調システムの暖房運転、除霜運転、低温起動にも適応するなど、あらゆる条件下での運転に配慮した長寿命設計となっております。
また、特殊ブラケットを自社開発したことにより、電動車両フレームへの取り付けを可能にしています。

水加熱ヒーターは、補助暖房領域のみならず車両電動化に伴う熱マネジメント対応を視野に入れ開発しました。

水加熱ヒーター


この新型電動コンプレッサー及び水加熱ヒーターは、八斗島事業所(群馬県伊勢崎市)にて生産しています。今後は、国内外の車両メーカー向けに、グローバル規模で販売展開する予定です。


サンデングループは、今後も先進的で高品質なカーエアコンシステム商品を、市場投入していくとともに、環境保全と自動車産業発展に寄与する商品開発を強化していきます。