ニュースリリース

2016

次世代人材育成を支援「いせさきソーシャルデザインアワード2016」実施
2016年10月31日

サンデンホールディングス株式会社は、伊勢崎市・伊勢崎市教育委員会より伊勢崎市内の高校生を対象にしたビジネス体験事業を受託し、地域社会の成長の原動力となる次世代人材育成を支援する「いせさきソーシャルデザインアワード2016」を実施しました。

当社は、小学生から社会人まで幅広い世代を対象した独自の人財育成モデルに取り組んでおります。今回は高校生の視点で地域をより良くし、心が豊かになる「ちょっとしたしかけ」をテーマに、8月22日、9月22日、10月22日の3回にわたって創業の地である群馬県伊勢崎市寿町のサンデングローバルセンターで開催致しました。

今回、参加した高校生は、四ツ葉学園中等教育学校、伊勢崎工業高校、伊勢崎興陽高校、伊勢崎商業高校の学生19名です。


学校 テーマ
伊勢崎商業高等学校 田島弥平旧宅 目指せ!知名度UP&観光客UP
伊勢崎工業高等学校 伊勢崎市の交通事情 ~自転車編~
四ツ葉学園中等教育学校 伊勢崎市銘仙プロジェクト ~ごみ問題の解決を目指して~
伊勢崎興陽高等学校 年代、地域差による「焼き饅頭」の消費に変化は見られるか
~アンケート調査から見えてきた嗜好性及び改善に向けて~

3日間のカリキュラムは、問題発見・深堀りの手法、アイデア発想法などの座学、前橋市にあるサンデンフォレスト・赤城事業所での工場見学、サンデンフォレストをフィールドにした地域連携の実例を学習の他、各高校ごとのグループワークを実施しました。グループワークは、地域の問題を解決するためのアイデアを出し合い、提案としてまとめていくというプロセスを通して、ソーシャルデザインを考える機会としました。


ゴミ問題をテーマに資源回収量を増やす方策や、デザイン性あるゴミ袋の導入、家庭や学校の不要物をアート化し展覧会を開くアイデアなどが評価され、四ツ葉学園が最優秀賞に選ばれました。生徒達からは、「伊勢崎のゴミ問題は自分達の普段の生活の中であまり意識していなかったが、このような機会を得て現状を把握することができた」、「公の場でプレゼンをするのは初めてだったが最優秀賞を受賞できて嬉しかった」との感想がありました。



今後も創業の地を中心に地域社会との連携を一層強化し、行政や企業、大学や団体等と協力・連携して、産業の成長・発展そしてその原動力である人材の育成に継続して取り組んでまいります。