トップメッセージ

西 勝也

全ての人々から
信頼される企業を実現するため
社会課題の解決に取り組み
時代を切り拓き続けます

 サンデングループは、2016年度より抜本的構造改革を実施し、2017年度からは「Shrink to Grow」というコンセプトの中期経営計画の諸施策に取り組んでまいりました。しかしながら、2018年度の夏以降、グローバルでの社会情勢変化を受け、収益減少など多大な影響がありました。今後も持続的な成長を遂げていくためには、財務基盤の再構築を図ることが重要な経営課題ですが、そのプロセスでは企業の社会的責任として、SDGsに代表される社会課題の解決に取り組むことが必要であると認識しております。


新生サンデン実現へのシナリオ

 対処すべき課題の認識のもと、4月に2023年度を最終年度とする新たな中期経営計画「SCOPE2023」を策定しスタートさせました。「環境と快適が調和する 豊かな社会の実現のために 時代を切り拓き続け 全ての人々から信頼される企業になる」を目指すべき姿に掲げ、本中期経営計画を達成するために、「生産体制の抜本的見直し」「基盤収益力の向上」「積極的な『協創』による成長」「資本増強、資産改革によるキャッシュフロー 創出」「実行のための仕組み改革」の5つの改革プランに取り組み、新たな企業価値を創造してまいります。また、当社グループは、「自動車機器事業」と「流通システム事業」を中心に成長してまいりましたが、対処すべき課題でご説明したとおり当社を取り巻く経営環境はとても厳しい状況が続いております。これに対処すべく、2019年10月に自動車機器事業に経営資源を集中させ、自動車業界の100年に一度の大変革期と言われる時代への取り組みを加速してまいります。


ステークホルダーの皆様とともに

 目指すべき姿として、2030年の社会で「人の生活を豊かにする快適な空間の実現」を描いております。その社会で求められる新技術・市場は、「自動車・空調」「スマート化」「エネルギー活用」「社会福祉」であると設定しました。これらへの取組事例として、2019年6月に開催されたパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムのレース出場チームへの電気自動車用バッテリーの温度管理システムの提供があります。「エネルギー活用」を実現する空調機器の技術を活かした熱マネジメント技術の創出です。この技術の提供により、SDGsのゴール11「住み続けられるまちづくりを」にあるモビリティ社会の構築への貢献にも繋がります。これからも、多くのステークホルダーの皆様の大きな期待に応えられるよう、社会課題の解決に目を向け、新しい変化を創りだし、持続的成長の実現に向けて取り組んでまいりますので、引き続きのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年11月