トップメッセージ

神田金栄

神田金栄

ステークホルダーの皆さまから信頼される
グローバル・エクセレント・カンパニーズに向けて

持株会社体制移行から1年

サンデングループは、2015年4月より持株会社体制へ移行いたしました。持株会社体制移行後、各事業会社の責任・権限がさらに明確になったことで、意思決定のスピードが速まり、お客さまとの距離が確実に近くなってきていると実感しております。
一方、持株会社体制になるとグループとしての一体感が弱まってしまうのではないかという懸念もありましたが、企業理念体系が求心力としての役割を果たしています。企業理念体系は、サンデンがグローバル・エクセレント・カンパニーズとして果たすべき企業および社員の行動の原点を体系化したものです。
そして、企業理念体系の中で「国際社会の中で共感する普遍の価値観」および「ステークホルダーに対する基本姿勢」の10項目で構成される「企業理念」の 実践こそが当社グループのCSR活動であると位置付け、社員一人ひとりが日々の業務の中で常に意識して行動し続けています。

「環境」と「人」から重点課題を設定

国内外のお客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまのCSRに対する関心が高まっていく中で、さらに当社グループのCSR活動を戦略的に推進していくため、2014年度にCSR推進委員会を設立いたしました。このCSR推進委員会においてグループ全体で取り組むべきCSR活動項目を抽出し、ステークホルダーの視点から妥当性を評価しながら1年をかけて検討してまいりました。そのプロセスを経て、当社グループの強みである「環境」と、創業以来の当社グループの基本思想である「企業は人なり」から「人」を重要領域として、CSR重点課題(マテリアリティ)を設定いたしました。本報告書では、昨年に続きその取り組みについて紹介しています。今後、このCSR重点課題の全社的取り組みを通じ、企業価値の向上と社会への貢献を図ってまいります。

「技術開発」と「社会貢献」

当社グループでは、「グローバル力と品質力を基礎に環境をコアにして次の成長を果たす」という経営方針を掲げております。そして、「環境」をコアにした経営においては、メーカーとしての環境性能に優れた「技術開発」はもとより、あらゆる企業活動を通じた「社会貢献」が両輪になると考えています。
成長の源泉である技術開発とは、製品開発とモノづくりを基本にしています。それは、より良い製品をお客さまに使っていただくための活動です。
自動車機器システム事業では、さらなる高効率・小型・軽量化を、流通システム事業では、さらなる省エネ・効率化を追求しています。こうして生み出された 革新的な製品・システム・サービスは、循環型社会、低炭素社会の実現に貢献することになります。
また、各事業において製品ラインアップの拡充を図りつつ、国内外のお客さまのご要望に迅速に対応すべくグローバルな事業拡大と最適生産の実現を目指 しております。これらの取り組みを通じて、持続的な成長を実現してまいります。

コーポレート・ガバナンスの強化

企業の社会的責任を果たしながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るためには、コーポレート・ガバナンスの一層の強化が必要です。そのため、当社グループでは、2015年6月、新たに社外取締役1名を招聘(しょうへい)し、2名体制として経営監視機能の強化を図りました。また、経営の公正性、透明性、効率性等の経営品質を向上させるという観点から、2015年12月に当社グループのコーポレート・ガバナンス・コードへの対応を盛り込んだコーポレート・ガバナンス報告書を開示いたしました。
持続可能な社会の実現に向け、当社グループならではの価値創造に取り組み、ステークホルダーの皆さまの信頼と期待に応えていくため、これからもあら ゆる機会においてステークホルダーの皆さまと積極的にコミュニケーションを深めてまいりたいと考えております。
引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。